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  • jnhap214

セラピストとして大事にしたいこと

だんだん暑くなってきましたねー。

特に日中は結構汗ばむので、これからの2,3か月は訪問系の皆さんは地獄をみることになると思いますがともに頑張っていきましょー!


どうもりんくる訪問看護ステーションの田中智也です!

今日は僕が今後もセラピストとしての想いを書いていこうと思います!


セラピストになってみて思ったこと

早いもので、僕もセラピストで働きだして10年以上が経過しました。今まで色んな方と出会い、リハビリを経験させてもらいました。


僕がセラピストになろうと思ったきっかけって、本当大した理由がなかったんです。

その当時は給料もいいと聞いてましたし、営業もしなくていいし、スポーツ好きなのでゆくゆくはスポーツ関係に関われたらなーと思ってたぐらいでした。


働きだしたときに、みんなにセラピストを目指した理由を聞くと「学生の時に怪我して治療してもらって、目指そうと思った」とか「人の役に立つ仕事だと思ったから」とかすごいなーと純粋に思っていました。


初めのうちは仕事に対する想いもその程度だったので、臨床に対する熱量をどう持てばいいのかあまり分かりませんでした。

ただ、臨床に入る中で、「何年目だろうと、どれだけ臨床力の差があろうと、利用者さんからもらう報酬は一緒なんだ!」、「自分が怪我した時や親がリハビリが必要なった時に分からなくて適当にリハビリされたらどう思う?」と先輩から口酸っぱく言われ、そこで初めてこのままではやばい…マジで死ぬ気で勉強せねば…と奮い立つことが出来ました。


実際勉強してみて仕事で実践してみると、分からないことが分かるようになったり、自分には何が足りていないのかが見えて、それを分かるまで勉強してまた実践してみたり。

その繰り返しをしていくと、ちょっと前までは対応できない疾患の方に対しても十分に治療成果を残せたり、こんな自分でも感謝してもらえる立場になったと感じたときに、「この仕事って面白いかも」と思えた瞬間でした。


まだまだ取り組みが少ない分野にも挑戦

セラピストになってからの3年間は本当にいわゆる理学療法士が行うリハビリを非常に多く経験しました。例えば「歩行の獲得」とか「トイレ動作の獲得」などの基本動作の改善の部分ですよね。

それ以降はマネジメントのことなど臨床以外のこともちょくちょく学ぶことがあったのですが、8年目ぐらいで摂食・嚥下の分野に出会うことになります。


それまでは嚥下のことは言語聴覚士さんでしょ!

理学療法士が出来ることなんて座位の安定ぐらいで、あんまり出来ることはないし、そこは専門職が対応するものでしょぐらいに思っていました。

ただ、ある研修会に参加して自分の思っていた摂食・嚥下の世界観は大きく変わりました。


姿勢のことはもちろんですが、それが摂食・嚥下にどう影響するのか、なら食事場面はどういう関りをしていけばいいのか、などなどセラピストとしてやれることがたくさんあるなと感じました。

何より、まだまだ理学療法士が食事改善の向けたリハビリをする視点が少ないのでここにはチャンスもあるんじゃないかと思いました。


しかも食事の分野って自分が思っていた以上にQOLの部分でも重要な部分だと再認識できたのです。


皆さんは将来、”歩けなくなること”と”食べれなくなること”このどちらかを取らないといけない時、どちらを選択しますか?


この選択にあまり意味はないですし、個々の価値観もあると思うのですが、僕は断然に食べれなくなることの方が辛いなと思ったんです。


そこに僕が関わって、少しでも食べる機能が改善できて、食べたいものが食べれた!となった時は本当にこの仕事をやってて良かったと思えた瞬間でした!



以前に研修会にて発表した一例です。本当、時期によって考え方を変えてアプローチが必要になりますね!

今後の展望

今、訪問看護ステーションで高齢の方はもちろん小児の分野にも新たにチャレンジしています。

生活期の場では本当にニーズは様々あるので、摂食・嚥下障害以外の方の対応も非常に多くあります。


どのリハビリのニーズに関しても質の高さは自分に対して求めていきたいですし、利用者様にも質の高いサービスを提供できるよう日々勉強だなと思っています。


その中でも特に摂食・嚥下に対する取り組みは小児・高齢の方に関係なく積極的に取り組んでいきたいと思っています。

この分野でのやりがいは、自分の中では他にはない特別な感じがありますし、今後も続けていきたいなーと思っています!


今日は自分がセラピストとして大事にしていることをお伝えしました!

ではまたー!!

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